劇場予告で観てから
ずっと気になっていた『L.A. ギャングストーリー』
“ロス市警がキレた。 本当にあった、最強部隊と大物ギャングの死闘。”のキャッチ・コピーにもそそられて、
今日鑑賞してきました!
ところが映画冒頭に、
“事実に着想をえた物語”とのテロップが…着想をえた!?ほぼ実話だと思って観に来たので、ちょっと拍子抜け^^;
ま、それはさておき、
『L.A. ギャングストーリー』
1949年、ロサンゼルス。
ギャングのボス ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、
ドラッグ、銃器取引、売春など、
手段さえあれば何でもするという勢いで街を牛耳り、
シカゴから西の広い地域の賭博も仕切っていた。
彼自身が雇っている手下だけでなく、
首根っこを押さえられている警察や政治家も意のままに操り、
自らを“神”と豪語するコーエン。
そんなコーエンの帝国をぶち壊すために、
ジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)と
ジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)率いる
L.A.市警の“はぐれ者たち”による、たった6人の極秘チームが結成される……。
というストーリー。
何と言ってもこの映画は
ショーン・ペンとジョシュ・ブローリンの存在感がズバ抜けて良かった(゚∇^d)
この2人の俳優を観るだけでも価値がある映画といっても過言ではありません!
まず、巨悪のボスを演じたショーン・ペン。
彼は若いころから演技派俳優として知られていましたので、
私の中で勝手に
60才オーバーのかなりベテランなイメージがあったのですが、
調べてみたら、まだ52才でした…^^;
トム・クルーズ(50才)と、2つ違いとは思えないほどの貫録。
でもまぁ、トムが若すぎるというのもありますが…(笑)
映画始まってすぐのサンドバッグを叩くシーン。
叩くというより、ひたすら殴りつけるという感じで、
この場面だけで、
狂気な恐ろしさを醸し出すショーン・ペンのオーラこれにまず飲み込まれます(゚〇゚;)

結構いいカラダしているのにも驚きました(ノ゚ρ゚)ノ
人と話をするときは、
アゴを引いて、下から睨みつけるようにみるコーエン
この目が異様に怖い…((゚Д゚;))商売相手や仲間としゃべるときの威圧感がハンパなく、
機嫌を損ねると、すぐに殺されるという恐ろしさがビリビリと伝わってきます(゚〇゚;)もちろん、
人の死をなんとも思わない冷酷なコーエンなので、
バイオレンスなシーンもちょっとあります。
車に手と足をそれぞれ縛りつけ、
逆方向に引っ張って胴体を真っ二つにしたり、
生きたまま火を放ったり、と…。
ですが、R15指定のわりには、
性的描写も無く、
多少の血しぶきは出ますが、目をそらす程ではなかったです。
あ…
扉が開いたまま動いているエレベーター内の格闘で、
腕がエレベーターと壁に挟まれてちぎれるシーン、
とかありましたね^^;
でもそれくらいです。
最後にジョシュ・ブローリン演じるオマラ巡査部長と
肉弾戦のうえ、敗れて投獄されるコーエン

最初から最後まで、
小物ではない、大物悪党の存在感を圧倒的に魅せつけたショーン・ペン。
ため息がでるほど、改めてこの役者の凄さを再認識しました(゚∇^d)一方、
主役のジョシュ・ブローリン。
こちらはサイコーにカッコ良かった!
私目線でですが(笑)
誰であろうと悪事は許さねぇ!自分の中に強い信念を持ち、
それを曲げることなく、
熱く、まっすぐに生きる男、それが!オマラ巡査部長d(*′▽`*)
憧れるわ~d(*′▽`*)ジョシュ・ブローリンって、
『メン・イン・ブラック3』の時もハマってましたが、
無骨で、クソがつくくらい真面目な役をやらせたら、天下一品ですね(゚∇^d)
判事や保安官まで買収し、
LAの実質的な支配者となっている巨悪のコーエン一味。
そのすべてを叩き潰し、
街を取り戻す任務に就いた
オマラ巡査部長率いる“はぐれもの個性派スペシャルチーム!”

周りは買収された敵だらけ。
極秘任務のため、記録にも残らず、昇進も表彰もない。
これは事件の捜査ではない。戦争だ!おお~っ、カッコいい~!
そんな2人が魅せる
ラストのオマラ巡査部長とコーエンの拳と拳の戦いは、
男臭く、熱く、必死の形相で
かなり見応えがあるナイスファイトでした(゚∇^d)先にも書きましたが、
ショーン・ペンとジョシュ・ブローリン、この2人は良かった!
でも、
この2人以外の存在感がなさすぎた…。2人の存在感がありすぎたのかもしれませんが、
もう少しキャラが立てば、もっと面白い作品になったかもしれませんね(^○^)
私はこの頃のアメリカ文化が好きなので、
実はこの世界観に浸れただけでも結構満足!(^○^)音楽も良かったです!
特にエンディング曲のオールディーズ
「Bless You (For The Good That's In You)」Peggy Lee Feat. Mel Torme
は、オシャレなエンドロールとともに流れてサイコーでした(゚∇^d)そうそう!
エンドクレジットで、
キャスト名が映画に登場した順番に表示されていたのは
なかなか粋な感じでしたよ(^○^)
ジョシュ・ブローリンが、ちょいちょいピアース・ブロスナンに見えた度…150%
久しぶりに見たニック・ノルティの変わりっぷりに驚いた度…300%
エマ・ストーン大人っぽい度…90%
男祭り度…100%
コーエン一味との抗争度…60%
R15指定必要度…30%
女性ウケ映画度…40%
古き良きアメリカ度…150%
ジェリー・ウーターズ巡査部長、タバコ吸いすぎ度…200%
ハッピーエンド度…75%
私的映画満足度…82%『L.A. ギャングストーリー』
<公開> 2012年5月3日(日本)
<上映時間> 113分
<監督> ルーベン・フライシャー
<配給> ワーナー・ブラザーズ
<キャスト> ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、エマ・ストーン、ショーン・ペン
<製作費> 6000万ドル訪問ありがとうございます(*^ー゚)v
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